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「サンセルフホテル」は、茨城県取手市にある約2000 世帯が居住する井野団地で2013年に誕生しました。「サンセルフホテル」での一晩は、太陽と我々の生活についてぐるり想い巡らす機会となるでしょう。
知ってのとおり、私たちが生まれるずっとずっと昔から太陽はこの地に光を届けつづけてくれています。「何をそんな当たり前なことを。」と言われてしまうかもしれませんが、そんな当たり前なことがとっても大切で、何より不思議でたまりません。「サンセルフホテル」では、我々ホテルマンとお客様であるみなさまが一緒になって、とてつもなく大きな太陽という存在とある意味ちっぽけな私たちの生活、その関係に出会いなおす小さな冒険を共にします。具体的にいえば、ホテルの象徴となる夜空に浮かぶ「太陽」や団地の空き部屋を利用した「客室」の照明といった明かりは、井野団地に降り注ぐ太陽光を特製の「ソーラーワゴン」で収集することによってようやく灯すことができます。そうです。私たちは「太陽」と「生活」を自分たちの手であらためてつくることを一晩のうちに試みるのです。「そんなことできるの?」と、お客様が案ずることはありません。つくりきれない部分があるからこそ、多彩なルームサービスがそれを補ってくれます。ぜひ宿泊予約をして体ひとつで「サンセルフホテル」にお越し下さい。我々ホテルマンがあなたをお出迎えします。
「サンセルフホテル井野団地」は、井野団地を舞台にした一夜の宿泊型アートイベントです。
御宿泊されるお客様は団地の空き部屋を使った「客室」にチェックインしたあと、日中ホテルマンと共に特製のソーラーシステムで団地産の電気を蓄電します。日が暮れた頃、貯まった電気を使って団地上空に「太陽」を浮かべ、残った電力で一泊に必要な電気をまかないます。団地住民の有志を中心としたホテルマンたちによるおもてなしを楽しみながら時間は過ぎ、「太陽」の光が消えるころには「客室」の電気も尽きて、就寝を迎えます。
「サンセルフホテル井野団地」は、井野団地の夜空と空き部屋にお客様とホテルマンが一緒になって「太陽」と「ホテル」をつくりあげる体験をとおして日常生活の原点に思いを馳せる機会を生み出すことを目的としています。
2013年4月開業
所在地:茨城県取手市井野団地
宿泊日:年数回(不定期で予約申し込みを受付)
部屋数:2部屋 / 52m2(井野団地空き部屋を利用)

主催:取手アートプロジェクト実行委員会/運営:井野団地ホテルマンチーム
協力:UR都市機構、井野団地自治会

企画:北澤潤八雲事務所
デザイン:YUTO HAMA DESIGN/技術協力:藤野電力/写真:伊藤友二
井野団地は、茨城県取手市にあるUR都市機構管理の賃貸住宅です。
一般的な四・五階建ての同団地は、棟と棟の間に緑豊かな空間が広くとられ、画一的な建物の景色とは対照的に、春は桜、夏は蝉しぐれ、秋は紅葉と、季節の移り変わりを暮らしながら感じとることができます。
総戸数:2,166戸
建設年:1969年
家賃:38,000円〜49,000円
部屋面積:42m2 〜 52m2